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Chic & Sweet * びいず・びい

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by tara-a
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チョコレート工場の秘密   ロアルド・ダール

先日、「チャーリーとチョコレート工場」を試写会で堪能。
そこで以前から読みたいと思いた原作にも着手。
ロングセラーの児童書というだけあってイラストも愛らしく、
通勤電車の行き帰りであっという間に読めちゃいます。チョコレート工場の秘密   ロアルド・ダール_b0056988_232185.jpg

映画はかなり原作に忠実で、
原作自体が結構ブラックだったんだと発見。
チョコレートの滝やプロフェッショナルなリスなど
印象的なシーンが鮮やかに蘇り思わず苦笑。
これはなら原作ファンも
映画のデキを歓迎するはずと確信しました♪

でもちょっと気になったのが
ウンパ・ルンパや子供達の名前。
どうも映画と違う感じ。
作者の “個性的なあとがき” に
その意図が綴られているのですが、ふ~ん・・



更にAmazonを見てみたら、興味深いコメントの数々。
実は私が今回読んだのは今年発売された新装版。
これまで名作として親しまれてきたのは
田村隆一という翻訳者のもので
ずいぶんテイストが違うらしい。
ほぉ~

さらには、「 翻訳者のひとりよがり」! という断固たる新訳こき下ろしのコメントも・・
曰わく  「翻訳に、ひとりよがりな工夫を必要以上に付け加えて、一人で得意がっている」
 「俺が俺が、とそんなにご自分をお出しになりたいなら、いっそ、人様の作品の翻訳ではなく、
  ご自分のオリジナルな作品をお書きになったらいかがですかと申し上げておきます。」
とのこと。 強烈ですね~
でも、確かに “あとがき” にはそれらしき 臭い がただよっていました。
シロウト(かどうかは知らないけれど)の鋭い一刀両断ほど怖いもはナイ。

こうなってくると、田村隆一版にも興味津々、
もともとは原文(英語)で読みたいと思っていたので、解説つきという講談社英語文庫にも意欲が。

そんでもっても一つついでに言ってしまうと、作者のロアルド・ダール。
なかなかの変わり者で、妻となった元女優のパトリシア・ニ―ルはとっても苦労したらしい。
ゲーリー・クーパーの元カノでもあったという彼女が書いた自伝「真実」も捨てがたい。
こうしてamazonに足をツッコミ始めると終わりが見えなくなるのです・・
でも楽しい♡

追伸:しばらくご無沙汰いたしますです。ごきげんよ~ぅ
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by tara-a | 2005-09-01 08:00 | Movies & Books
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