Chic & Sweet * びいず・びい

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カテゴリ:Movies & Books( 60 )

ヒストリー・オブ・バイオレンス(試写会)-A History of Violence-

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3/11日から全国ロードショーが始まるこの作品、
アカデミー賞、2部門にノミネートされました。
確かにちょっと毛色が変わっていて、おもしろいかも。

「家族の愛と信頼の絆」というオーソドックスなホームドラマ的要素と
クローネンバーグ監督ならではのオドロオドロしい衝撃シーンがランダムに交差。
穏やかに鑑賞していると、突然ドッキリさせられてなんとも不思議な感覚に陥ります。

「 ある事件をきっかけに夫の過去を巡る 黒い疑惑が浮上、
 平穏だった一家が暴力と罪の渦に呑み込まれていくさまを、
 リアルで ショッキングな暴力描写とともに綴る衝撃のサスペンス・ドラマ。」
というこの作品、
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私としては何よりも、主役のヴィゴ・モーテンセンの魅力にノックアウトされました!
米国西部の片田舎でしがないコーヒーショップの店主として働く男・トム。
かなりアブラが抜けたカントリーな中年おじさん風。
弁護士の妻にもいろんな面でもオサレ気味・・・・
ところが、ある瞬間、突然急変、全く違う男の顔を見せる。超ワイルド♪
きゃ~♡ す・て・き♡ (もちろんオハナシの上のことですが)
それなのに、愛する妻の前ではまた、優しいフツウの男に戻り
「僕を捨てないで・・・・」と訴えるような子猫のごとき不安げな目。
ここらへんのヴィゴ、絶妙。巧いです。
よく見てみれば、フツウの中年オジサン姿もいい! ワイルドな風情もなおヨシ!
一粒(1作)で2度美味しい!!
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「ロード・オブ・ザ・リング」でのアラゴルン役もなかなかでしたが
今回はまたひと味違った魅力を見せてくれています。
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そして、コノ展開にしてあのラスト・・・・・・。
ほんとに不思議な感覚に陥りました。機会があったらご覧下さいませ。
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うふふ♡
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by tara-a | 2006-03-06 12:11 | Movies & Books

歓びを歌にのせて(2004) -Så som i himmelen -

ゆったりとたおやか、穏やかで優しい北欧の薫りただよう素敵な作品。
癒されます。見終わって静かな充足感でミタされます。

天才指揮者として名声を得、多忙な日々を送っていたダニエル(ミカエル・ニュクビスト)。
しかしある日のコンサートの直後、突然意識を失い倒れてしまう。すでに心臓はボロボロ。治療の施しようがないとの診断だった。彼は残された余生を故郷の小さな村で過ごそうと決め、廃校となった小学校を買い取り移り住む。ところがそんな彼に、村の「聖歌隊」の指導をして欲しいという話が持ちかけられた・・・
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登場人物はごくフツウの人々ばかり。いわゆる美男美女はでてきません。そんなフツウの人々も、人には言わずとも心の奥には悩みや葛藤も抱え、なんとか現実と折り合いを付けながら、少しでも幸せになりたいと必死で生きている。そんな思いが丁寧に描かれています。
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いつも恋に忙いレナ。ちょっとヤバイメに太いんだけど、とびきりの笑顔と全身から醸し出される独特の雰囲気がとっても魅力的。心やさしくキュートな彼女が、時折まるでほんとの天使みたいに見えました。
そして堅物の牧師とその妻インゲ。この夫婦の描き方がまたオモシロイ。思わず唸ります。絶対的な神の存在と人間である自分。夫婦とは・・・。考えさせられます。
さらに、長年、夫の激しい暴力に苛まれ続け、歌うことを支えに耐えてきたガブリエラ。こんな辛い生活も、自分にはどうにもできないと諦めていた・・・。

ストーリーはどちらかと言えば遅々とした展開で、それぞれが抱える葛藤も悩みもアットいう間には解決しない。ゆるやかに時間が流れ、季節が変わり、人々の心もほんの少しずつ変わっていく。共に歌っていくことで・・・・
いわゆるメジャー大作とは異なるこのゆるやかなテンポが、少々もどかしくもあり、一方この作品のテイストが心に徐々に染みいるようでもあり、なかなかいいものでありました。
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天才指揮者も指揮台を降りれば自転車にも乗れない冴えないただオッサン。でもシロウト合唱団員と夢中になって音楽に取り組む姿は、無垢な少年のようでとても愛らしく、すこぶる魅力的。子供の頃から「音楽で人の心を開きたい」という夢をもっていたダニエル。彼の熱意あふれる真剣なレッスンに、団員は技術だけではなく、自分の人生に対する気持ちも行動も変化していきます。
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そして、度重なる夫の暴力に耐え続けてきたガブリエラに、ダニエルは「歌」を作ります。
自分には何の力もないと思っていた、現実を変える事なんてとうてい無理と思っていたガブリエル。そんな彼女にダニエルは「ソロ」の曲を贈ったのです。
躊躇するガブリエラ。でも彼女は歌い上げます。
合唱団の仲間と共に、歓びと誇りにあふれて。
深い深い感動。心に強く響きました。この歌詞と曲がほんとうに素晴らしい。
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そして・・・・
「大人なラスト」でした。不思議です。
いわゆるハッピーエンドというモノではないでしょう。
でも「しあわせに生きる」ということを考えさせられます。
「エンド」ってなんだろう。「生きる」ということ「死ぬ」ということ・・・。
心に残る作品です。
機会があったら是非映画館で、全身で堪能されることをお薦めします。

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by tara-a | 2006-02-03 12:52 | Movies & Books

フライトプラン -Flightplan-

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昨年末、緊張感ただよう予告編を見て以来、楽しみにしていました。

夫の突然の死を受け入れられぬまま、6歳の娘と共に帰国便の飛行機に乗り込んだカイル(ジョディ・フォスター)。しかし一眠りして目を覚ますと、隣にいたはずの娘はこつ然と姿を消していた。高度1万メートルを飛ぶ密室の機内。必死で探す母親をよそに、周囲の乗客はもとより客室乗務員すら、そんな少女は乗っていなかったと証言。次第に彼女は孤立していく。すべては彼女の妄想なのか、それとも・・・・。
飛行機という密室の中で繰り広げられる息詰まるサスペンス・アクション。
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事実が事実として受け入れられず、一人孤立し、終いには本人にも現実と妄想の境が分からなくなっていく恐怖。もう一方では、鬼気迫る形相で娘を捜索する母親の執念の凄まじさ。登場人物の心理の移ろいと、真相に迫るアクションの展開がスリリングで楽しめました。(ネタバレに近いCMは興ざめです・・・)
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それにしても、ジョディ・フォスターの存在感は大きい。
もし主役がジョディでなかったら・・・。「ハンニバル」もジョディがクラリスを演じてないと思うと見る気が起こりませんでした。
今作に関しても、良くも悪くも「彼女の作品」という印象。
トリックの妙を楽しむというよりは(決してワルくはありません)、3年ぶりのジョディを味わうという所でしょう。ワタクシテキにはスクリーンの度迫力で見てヨカッタ。
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おまけ

来日してレッドカーペットを颯爽と歩く姿はスクリーンで見る以上に華やかで艶やか
過密スケジュールの インタビュー でも、テキパキと的を得た無駄のない回答
見るからに頭の回転が俊敏でかつフランクな雰囲気。それでいて普通ではないオーラ
でも、あれだけの大女優でも
「40歳を過ぎた女優に、これという役はそうそう来るものではありません」と
発言するほど厳しい現実がある中での、この演技
きっちり仕事してますってカンジでイケテマス
特別ファンではないけど、格好いい♪って思わずにはいられません
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by tara-a | 2006-02-02 12:32 | Movies & Books

小説 あらしのよるに

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きむら ゆういち (著)

“ともだちなのに------おいしそう”


なぁ~んて魅力的なキャッチ!
キュートでちょっとこわくて、少し哀しい・・・・・
このキャッチに刺激され、すっごく見たいと思っていたのですが、
友人を誘うのはためらわれ、一人で見に行くのにも怖じ気づき・・・
イジイジしていたら、小説バージョンが発売された(もともとは絵本)との
情報を得て早速読んでみました。

・・・・・・・満足。
メルヘン。それでいてリアル。
なんてかわいくて、美しくて、健気な友情物語なんでしょう・・・(涙)
人間の友情、愛情、生き方etc....
メルヘン気分を味わいながらもそんなことさえ考えさせられてしまうのです。
秀逸。
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【STORY】
オオカミのガブとヤギのメイは
ある嵐の晩に、雨を避けて逃げ込んだ真っ暗な小屋の中で偶然出会い
2匹は互いに相手をオオカミとヤギであることを知らぬまま言葉を交わした。
他の仲間とはこれまで感じたことのない親近感を覚え、再会を約束する。
明るい日の下で再び出会った2匹は・・・・・
本来はそれぞれが食うもの食われるもの同士。それぞれには仲間もいる。
2匹の運命は・・・・・

1.2日でサッと読めてしまいます。
おこちゃま向けの作品だけれど、オトナだって心揺さぶられることマチガイナシ。
お時間ができたら是非どうぞ。
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絵本バージョンは6冊でワンシリーズ。
大きめひらがな表記。字数も少なめ。
それゆえ返って「言葉の重み」を感じたりもします。
こういう読み方もよいかもしれないですね。(しかし、BY 立ち読み・・・すみません)
小説版とは結末も少々異なっているようで、一興です。
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by tara-a | 2006-01-20 12:09 | Movies & Books

プライドと偏見 (2005) -PRIDE & PREJUDICE-

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「ブリジット・ジョーンズの日記」以来ずっと気になっていたのが、BBC製作コリン・ファース主演の「高慢と偏見」。でもお高くてレンタルにも出ていないので未見。

そこに新作が登場!楽しみにしておりました♪
試写会にはハズレまくりましたけれど、「これは見に行くぞ!」という勢いで映画館に駆け込んだのです。
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【STORY】
 「プライド」と「偏見」が邪魔をして素直になれない男女の恋の行方
18世紀末のイギリス。田舎町に暮らすベネット家の5人の子どもはいずれも女ばかり。女性に相続権がないこの時代、父親が死んだら家も土地も遠縁の男子が継ぎ、娘たちは路頭に迷ってしまう。母親はなんとか娘たちを資産家と結婚させようと躍起になっていた。そんなある日、近所に独身の大富豪ピングリーが引っ越してきた。にわかに浮き足立つ5人姉妹。そして舞踏会の夜、次女エリザベスは、ピングリーの親友ダーシーと出会う。しかし、ダーシーの高慢な態度に強い反感を抱くエリザベス。さらに、あらぬ誤解からダーシーへの嫌悪感はますます募っていくのだったが…。(allcinemaより)
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女性に相続権がなかった時代ならではの「金持ちの婿探し騒動」顛末記。主人たる夫が死んでしまえば妻も娘もたちまち無収入の一文無しに。「女だから」と言う理由で、財産は親類の男子のものとなる。こんな理不尽な状況も、女ゆえにタダ受け入れるしかなく、「資産家との結婚」を成就できるか否かが究極の死活問題だった。・・・なんだかねぇ(怒)・・・

でも「ある晴れた日に」ではここらへんが適度にシリアスに描かれていて、女性の自立なんて望むべくもない切なさと悔しさ+「恋」(=結婚)をエマ・トンプソンがさりげなく見事に演じていました。
それに比べるとこちらはコミカル路線に偏りすぎ。ほぼ「ブリジット」のノリです。だいたい従兄のコリンズ氏なんてナイナイの岡本にそっくり。この類の映画にそう言う笑いは求めていないよ!と突っ込みたくなりました。更に、返す返すも残念なのはキーラ・ナイトレイはエリザベスじゃない!という失望感。彼女、ムニッと笑った時の口元に品がない。演出だと思うけど、雰囲気が合ってない。「ドミノ」をひきずってる。なんというかアニマルな感じ・・・。美人なんだけど種類が違う。キャスティング・ミスだよねぇ。もったいない。勝ち気で意志が強く、かつ18世紀の「知的なエリザベス」は彼女には荷が重すぎた?
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ストーリーの展開は、世紀を超えたベストセラーが原作なのですから、ツマラナイはずもない。人を恋する高揚感、不安、誤解、捨てきれない自身のコダワリetc.そしてすれ違う心、再びのめぐりあい。恋にまつわる山あり谷ありの展開はどんな時代にも通じあうものがあり、魅力的です。

でも、原作者ジェーン・オースティンは生涯独身、42歳で没。作品自体、世間で評価されるようになったのは40過ぎてからの事らしい。そういう人だからこそ、「結婚」という凡庸かつ切実なテーマの中に、人間の普遍的な愚かしさや愛らしさを見事に織り込んで、不朽の作品にまで仕上げられたのだろうと思います。巧いこと資産家と結婚しちゃった女性は、こんな小説をコツコツ書いたりしないです。ハラハラしたりドキドキしたり、哀しくて切なくて、ラストはハッピー♪なんて小説は、ソウでない人生を生きている人だからこそ描き出せものでしょう。ならばやはり、もう少し、情緒あふれるツクリの方がやっぱりふさわしい。もしくは潔く、きっぱりブリジするかです。
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ダーシーを演じたマシュー・マクファディンはナカナカはまっておりました。無骨だけれど誠実で一途な男。ぴったりでした。そしてエリザベスをこよなく愛する父ベネット氏はドナルド・サザーランド。最後をきっちり締めてくれました。この2人がこの映画の救い。
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おまけ
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by tara-a | 2006-01-19 12:07 | Movies & Books

スタンドアップ(試写会)-North Country-

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見ごたえのある作品でした。

舞台は1970年代の北ミネソタ、男達はみな炭坑で働き暮らしを立てていた。この町で生まれたジョージー(シャーリーズ・セロン)は高校時代に未婚の母となり、別の男と結婚したものの夫の暴力に耐えきれず離婚、両親の元に帰ってきた。父親の違う2人の子供を抱えながらも、誰にも頼らず自分の力で家族3人暮らしていきたいと願い、給料のいい炭坑で働く決心をする。しかし、炭坑は「男の聖域」。覚悟はいていたものの、想像を絶する陰険で悪質な嫌がらせが彼女を待っていた・・・・・

アメリカでセクシャルハラスメント訴訟に初めて勝利した女性をモデルにした作品。コレが実話に基づく話なのかと思うと気が遠くなりました。今でいう「セクハラ」の範疇を超えています。女であるというだけで、「人」として認められず、徹底してバカにされ踏みつけにされる。それは男達の「生活の糧」を脅かされる恐怖への反発と、「聖域」であった炭坑に足を踏み入れ男のプライドを傷つけた女への復讐でもあった。
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見ていて辛くなるほどの怒りを感じるのは、単なる女性に対するセクハラではなく、「人として」許されないレベルのイジメや虐待が、集団で加えられていた事実。女性(=マイノリティー・以下同義)は一方的に耐えるしかなく、さらに、その現実を覆すにも、かえって女性が女性の敵になることも多かったこと。それは自分自身と家族の最低限の生活を守るためだったことが、なおさら哀しく辛かった・・・・。こんなにも必死で生きている人々が、一握りの金持ちや大企業の都合で、互いに傷つけ合うようにし向けられるなんて、世の中ヒドスギル!!でもこの構図は昔も今もたいして変わっていないんだよな、と思うと益々怒りバクハツでございました。

途中で、私も過去にあんな事やこんな事があった・・・なんて、比較の対象にならない些細なことを思い出してヒートアップしてみたり、映画に出てくる男どものあまりのひどさに、「マシンガンでぶち殺してやりた~~~~い!」という強い衝動に何度も襲われたりも致しました。おほほ。少なくとも、殿方と2人で見る映画ではないでしょう・・・
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でも、むずかしくて重いだけの社会派作品なのかというとそうでもありません。
子供のため、家族のささやかな幸せのため、必死で戦い続けるジョージー。長年炭坑で働いてきたことを誇りとし、ティーンエイジャーで子供を産んだ娘・ジョージーを恥さらしと遠ざけてきた父。そんな夫と娘をハラハラしながら見守り続け、ついに行動を起こす母。そしてジョージーの子供達。この3世代の家族のスレチガウそれぞれの思いと、ようやく通い合う心が感動的に描かれています。
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脇を固めるキャストも豪華。この作品にはなんと3人のアカデミー主演女優が出演。
一人はもちろん主演のシャーリーズ・セロン。彼女に仕事を紹介し最後まで彼女を支えてくれたグローリーにはフランシス・マクドーマンド。ジョージーの母にシシー・スペイシク。流石に皆さんいい味出していました。

正月休み、穏やかで甘いテイストの作品をたっぷり見だめた私にとって、たいそう見応えのある作品でございました。
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by tara-a | 2006-01-16 12:20 | Movies & Books

ラブコメ

年末年始は家でのんびり・ゆっくり・まったり過ごしたい。
そんな気持ちのマンマに過ごした日々でございました。

そして、そんな気分の時には、毒のない映画=ラブコメがハズセません。
激しく感動することはないけれど、一定水準を超える美男美女が登場し、それぞれに一ひねりあり、そこそこ楽しめる作品で、時間ふさぎに何か、と言うときにはもってこい。
ためこんでいた作品をこの機会にいくつか楽しみました。

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艶やかな華のある役者、ジョージ・クルーニーとキャサリン・ゼタ=ジョーンズが主演した 「ディボース・ショウ」 -INTOLERABLE CRUELTY-は、離婚専門のやり手弁護士と慰謝料目当ての離婚を目論む美女との尽きせぬバトル。監督はコーエン兄弟とあって小ネタ満載。ま、ま、大人のラブ・コメ合格水準。です。

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田舎育ちの女の子(グウィネス・パルトロウ)が国際線のスチュワーデスを目指して奮闘する物語、「ハッピーフライト」-VIEW FROM THE TOP-はちょっとした爽やか成長物語テイストを感じるけれど、ラストはオイオイっと苦笑い。やっぱりコメディーね。というオチ付き。カル~く、楽しめます。教官役で出てくる「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズの怪演が見物。

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「10日間で男を上手にフル方法」-How to Lose a Guy in 10 Days -
ケイト・ハドソンの都会的かつキュートな魅力的があふれてます。 マシュー・マコノヒーもなかなか。さすがにヒット作だけあって、設定も展開もそれなりにオモシロイのですが、ケイトの中途半端な自立ネタが不必要。ホントにハンパですっ(怒)。ラブ&コメディにしぼっていたら楽しめたのに。それが残念。

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「プリティーガール」-The Prince & Me- は思いのほかお気に入り! 平凡な米・女子大生とデンマーク皇太子との恋という、全くベタなシンデレラ・ストーリー。主役(ジュリア・スタイルズ)はサホドの美女でないけれどチャーミング、皇太子(ルーク・マブリー)のキャラも可愛げアリ。笑っちゃうほど都合の良いストーリー展開に、あきれつつも、ここまで来れば気持ちいい!!と思ってしまった次第です。いくらオープンな欧州の王室とはいえこれはアリエナイ。(雅子さんが気の毒になってくる・・・・) 
深層心理に深く刻まれたお姫様願望が今更刺激されちゃったのかいっ?!という感じです。お恥ずかしい。(笑)
お気楽にご覧になってくださいね。
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by tara-a | 2006-01-10 12:46 | Movies & Books

いつか晴れた日に (1995) -SENSE AND SENSIBILITY-

b0056988_13434150.jpg同じ原作者の映画化「Pride & Prejudice」-プライドと偏見-も間もなくキーラ・ナイトレイ主演で公開予定ですが、こちらはオースティンの処女作「Sense and Sensibility」の映画化。

原題は直訳すれば-分別と多感-、内容もそのものズバリです。19世紀の英国、貴族階級の人々、「分別」に富んだ姉(エマ・トンプソン)と、情熱のままに恋にのめり込む「多感」な妹(ケイト・ウィンスレット)の恋愛をめぐる物語。
「古典だし・・・」 と、さほど期待はしておりませんでしたが、なかなかの仕上がり。さすがにアカデミーを始め数々の賞を受賞をしているだけのことはあります。奇をてらった現代物の恋愛映画より、かえって、人を想う切なさが胸に迫ってきます。シリアスな恋愛物は苦手な私も久々に浸ってしまいました。

実のところ冒頭からの展開は、「分別」があるといってもありすぎでしょ、というほど感情を抑える姉と、やりすぎだよと思われる「多感」な妹の奔放な振る舞いという極端な設定に退き気味でしたが、些細な出来事の積み重ねの中で当事者同士の思惑を超えて恋の行方がアチラコチラに揺れ動き、知らず知らず引きこまれていきます。

b0056988_13451964.jpg人を愛し、愛するが故の苦しみに直面する姉妹。たとえ性格が異なり、時代が変わろうとも、人間の素朴な「感情」や「抱えなければならない重荷」は変わらないのだなぁ・・・・とアタリマエのことに感じ入ってしまいます。

分別にあふれ物事に動じないはずの姉、いつも快活で自信にあふれ自分の意志を貫き通してきた妹。そんな2人がそれぞれの信条にそって精一杯恋をし、恋に破れ、自らの苦しみに静かに耐えつつ、互いの思いに心を寄りそわせ明日を生きていく・・・・・。何やら美しい物語でした。さらにその上での明るいラストもハッピー♡ ラストの展開は微妙にご都合主義的なところもありましたが、「物語」はこうでなくては♪

b0056988_13572794.jpgともかく役者が揃っています。姉エリナ役のエマ・トンプソンはバツグン。(脚本も担当。アカデミー部門賞を受賞)初めは分別くさくてつまらない女性に思えるのですが、物語が展開するにつれ、彼女の魅力が光ってiいきます。思いを胸の内に秘め、自分を律して耐えに耐えてきた彼女が、ついに感情をほとばしらせるシーンには思わず涙を誘われます。
その姉の思い人、青年貴族エドワードはヒュー・グラントが♪ 彼以外に一体誰がこの役ヤルの?という可憐さ、美しさ!初々しいエドワードを素敵に演じておりました♡(実際の彼はかなりの遊び人だと思うけど・・・・非現実の世界に生きる私なのでOKです)

b0056988_13472570.jpgそして珍しくイイ人役・ブランドン大佐を演じたアラン・リックマンもよかったです。今では憎々しいスネイプ先生役としてすっかり馴染んでしまった彼も、思慮深い大人の男を見事に演じていらっしゃいました。さすが英国演劇界の重鎮!

映像も音楽も美しく英国ならではの雰囲気をたっぷり堪能できる作品。おすすめです♪
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by tara-a | 2006-01-08 13:48 | Movies & Books

ここのところ・・・・・・the Half-Blood Prince

ここのところブログ更新が滞っておりました
年末で慌しいということもありましたが、むしろ
読みすぎ観過ぎのため・・・・といったほうがより正確かもしれません。(+飲過ぎ・・・?)
実のところなんだかんだの合間にDVD&本三昧の日々。
「ああ、これブログに書こう♪」なんて思っていても
次々と見たり読んだりするものだから頭が混乱状態。

なかでも一番の原因は 「Harry Potter and the Half-Blood Prince 」かも。
ひとたび読み始めると、「あらぬ世界」に精神が迷い込んで現実世界から心が遊離するとでも言うか・・・・・。映像のインパクトは大きいけれど、独特の世界観に気持ちを引きずりこみ長時間その世界に浸らせる力は、文字のほうが大きいと思う・・・・
しかし、まあこの本、予想以上に大きくて重い。重さ1kg!随分難儀しましたけど。

ともかく英語とはいえ今回は、これまでと比べて場面展開が起伏に富んでおもしろく、ぐんぐん読めてしまいます。(もちろん電子辞書と首っ引き!) 全30章ですが残りわずかになってくると、先に進みたいやら終わって欲しくないやらで心が千路に乱れ、他の本に手を出しはじめたりして・・・。こういうことって、本読みの皆さんにはおなじみではないかしらん。

そうこうすごして1ヶ月。ついに読み終わってしまいました。(ふっ、これで私の青春も終りね・・。ってとっくに終わってるよ!とは言わないで・・・一人芝居終了)

ああ~いかったぁ~・・・・・・読み応え十分。
今巻は、ダンブルドアとハリーが、完全復活してしまったヴォルデモートを倒す糸口を見つけるため彼の過去を遡っていきます。彼が永遠の命を保つため行った魔法とは?それを無事見つけ出すことが出来るのか?そしてその魔法をうち破ることができるのか?!

前巻の展開もショッキングで心に重石を抱え込んだような気分になったものですが、今回は少し違う。ショッキングな出来事は起こります。でも、イギリス独特のビターテイスト。ハリウッド的なドン!パーン!ゴージャス!!ジ・エンド。ではなくて、人生悲喜こもごも。酸いも甘いも人生一緒くた。痛みを抱えてそれでも明日は続く、みたいな余韻・・・・。そんなものを感じました。ほ~っ・・・・。はっきり言って児童書カテゴリーを凌駕してオトナ向きだと思う内容。(うんな訳ないか。)

でも、5月に静山社訳の6を読んだら「・・・!!ありゃ~こんな意味だったんだぁ!」なんて所が多々あるとは思いますが・・・。堪能しました!!みなさまも是非!
・・・・しばらく心は浮世離れしてしまうことでしょうけれど。
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by tara-a | 2006-01-03 20:02 | Movies & Books

ミリオンズ  フランク・コットレル・ボイス著

-ある日、空からお金が降ってきた! 12日間で使い切れ! -
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・・・・・・少し前にお母さんを亡くし、お父さんと新しい町に引っ越してきた幼い兄弟、アンソニーとダミアン。そんな彼らのもとに、22万ポンドの大金が入ったバッグがある日突然空から降ってきた!ポンドがユーロに変わるまであと12日。それを過ぎたらただの紙切れ。それまでに全部使い切れ!
幼い兄弟に降り注ぐ“奇跡”と“希望”の物語・・・・・・

「幼い兄弟の冒険劇!? 好みぃ!」
と、ほんとは映画を見るつもりだったのですが、
単館上映の上、あっという間に期間が終わってしまい
原作を読んでみました。
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あら、意外。
「う~ん、映画で見た方がおもしろいかも・・・」
そんな不思議な感想を抱いてしまいました。珍しいことです。

すでに目にしている映画の写真の子供達は、まさに役柄にぴったり。
彼らが実際に動いて演技している姿が、読むほどに頭に浮かんできて、益々映画を見たくなりました。実利主義者の10歳の兄アンソニーと信心深く聖人になることを夢見ているダミアンの対比も、文章で読むより映像で見せてくれたほうがおもしろく、かつ胸に迫ってくることでしょう。全く正反対の2人の兄弟。でも極限状況に陥ったとき、思いがけない2人の共通の思いが浮かび上がってきます・・・。
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後で分かったことですが、作者はフランク・コットレル・ボイス。『バタフライ・キス』『ウェルカム・トゥ・サラエボ』『ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ』などで知られる脚本家。すごいですね。やっぱり通常の作家と脚本家がえがく作品は自ずと違いがあらわれるものなんですね。ちょっと驚き。さすがプロ。でもこの原作自体も、本国英国ですぐれた児童書に贈られるガーディアン賞を受賞しています。

DVD化をひたすすら待ちます(笑)
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by tara-a | 2005-12-18 11:56 | Movies & Books


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