Chic & Sweet * びいず・びい

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カテゴリ:Movies & Books( 60 )

魂萌え!

桐野夏生著
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読ませます!
この人の本を読み始めたら、たいていはノンストップ。
途中で止めることができません。2日で読んじゃいました。

どちらかと言えば、彼女の作品はその多くが、特殊な状況下で物語が展開。非日常的な出来事が起こり、特異な人々の心の様を描くのが得意な作者。
でも今回は冴えない平凡な専業主婦・59歳が主人公。
2人の子供も成人し、定年退職した夫とおだやかに暮らす日々。
ところが夫が急死。一夜にして彼女の世界は一変してしまう。
30年近くも夫という傘に守られ家族優先で自分を後回しに生きてきた専業主婦。そんな彼女が夫を失って感じる深い喪失感と孤独感は、友人とも子供達とも分かち合うことができない。
そんな最中、思いがけない秘められた夫の真実が発覚する・・・・

主人公のこんなモノローグがある。
「これから先は喪失との戦いなのだ。友人、知人、体力、知力、金、尊厳。数えだしたらキリがないほど、自分はいろんなものを失うことだろう。老いて得るものがあるとしたら、それは何なのか、知りたいものだ」
おおお! そりゃそのとおり。 ぐわぁっと胸を掴まれるような思いがしました。桐野さん、何か教えてくれるの? 期待で読み進めちゃいましたよ。

人は誰しも「老いる」。それは事実だし、避けることもできない。親も自分も。友人も。結婚していてもいなくても。少しずつ老い衰えていく自分自身の「喪失との戦い」はいつか必ずやってくる。それは重くて大変なことなんだろうなと思いつつ、深くシュミレーションすることもないし、覚悟もない。でもこの小説を読むことで、いつのまにか未来へのロールプレイでもしているような気持ちになります。そしてこんな普遍的なテーマを扱っているのに、どこかドキドキします。スリルがあります。更に、どこか甘い響きのある「お一人様」という言葉に、妙に壮絶なニュアンスを感じるようになりました(笑)。さすが桐野さん、新たな「ハードボイルド」路線の誕生です。

一つには「細部のリアリティ」が秀逸だからでしょう。当然、小説なので都合よくトントンと話は展開していきます。でも様々な出来事に逡巡し、打ちのめされて戸惑う主人公の心情が分からなくもない。(→彼女とは全く違う状況にいる私なのに)そして翻弄されていただけの彼女が、ある時から、少しずつ自分を取り戻し穏やかな境地を得ていく。傷つきながらも少しずつ逞しくなっていくその様子から目が離せなくなるのです。「奢るわけでも卑屈でもない自分の立ち位置」を獲得するとでもいうのでしょうか、何やら不思議な姿でエンディングへと向かっていきます。
機会があったら是非読んでみてください、女性の皆様。語り合いたいわぁ。
特にある時の解釈なんかを。
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by tara-a | 2005-12-14 18:53 | Movies & Books

アメノナカノ青空(試写会) - ・・・ing -

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実のところ、びみょ~な感じでした・・・・
主役は日本でもドラマ「屋根部屋のネコ」で人気急上昇中というキム・レウォン。確かに結構かわいい。ま、素敵である。彼と19歳の病弱なヒロインとの爽やかで切ないラブロマンスを描いたのがこの「アメノナカノ青空」。
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ヒロイン・ミナ役のイム・スジョンも独特の透明感があって可愛らしいし、「箪笥」でもその演技力は高く評価されてたように、今回も個性的な役柄をよく演じていたと思います。しかしながらイカンセン、子供にしか見えない。体が薄すぎる・・・。キム・レウォンもおちゃらけた学生役だったけど、彼は既に大人の男の魅力も備えていて前半のオバか過ぎる役柄が浮いていたほど。両者の組み合わせが、大人と未成年者のインモラルな不純異性交遊(イマドキそういう言い方しないだろうけど・・)みたいなチグハグ感が最後までぬぐえませんでした。組み合わせの問題というかなんというか・・・。
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-Story-
ミナ(イム・スジョン)は、レストラン・オーナーの母ミスク(イ・ミスク)と2人暮らし。病弱で入退院を繰り返していたミナは、高校に通い始めたものの、年下のクラスメイトの間では浮いた存在。ある日、マンションの下の部屋に、カメラマン志望の青年ヨンジェ(キム・レウォン)が引越してきた。何かにつけて声をかけてくるヨンジェに、最初は邪険にしていたミナも次第に心を開き始める。年上の恋人との、楽しい日々を過ごすミナ。しかし、そんな日々は長くは続かなかった・・・・
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ミナのお母さんを演じたのは「スキャンダル」のイ・ミスク。この人はやっぱりうまい。娘に残された生命の短さを思い、なんとかして娘に幸福な日々を送らせてやりたいと願う切実な母心。娘の前では明るく気丈に振る舞いながらも、一人になると、娘を失う哀しみと必死で闘っている様子に心を動かされました。
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そう、この映画は、病に冒されたヒロインの「ピュアな恋」と「親子愛」を描いています。はい、私としては、まるで「私の頭の中の消しゴム」と「マラソン」を足して2で割ったのか?!みたいな感想を抱かざるを得なかったわけです。そして、それはやっぱりそれぞれ特化された前者の方に軍配が上がるわけで、しかも前述の通りアンバランスな「消しゴム」要素より、役者の配置で「マラソン」要素に感涙してしまいました。でも「マラソン」と違って病弱だけどフツウノ19歳の女の子の恋心と、そんな娘の思いを知る同性である母の思いを描いているところが「ひとひねり」です。やっぱり母って切ない・・・思春期の女の子をもつお母さんが見たら号泣必至。母でもないのに母の気持ちになって泣きました。

本日から公開です。
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by tara-a | 2005-12-10 17:55 | Movies & Books

ロード・オブ・ウォー(試写会) -LORD OF WAR-

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ドンパチ映画と思っていたら違いました。
娯楽映画でありつつも社会派テイスト? シリアスです。
下手な啓蒙映画より考えさせられてしまうかもしれません。
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-Story-
ニューヨークのロシア移民ユーリー(ニコラス・ケイジ)は、世界情勢を追い風に各地の紛争地域に武器や弾薬を売りさばき、合法と非合法のはざまをすり抜けながら巨万の富を手にする。そしていつしか史上最強の武器商人として“死の商人”呼ばれるようになる。だがその動向を嗅ぎつけたインターポールのバレンタイン刑事(イーサン・ホーク)が背後に迫っていた。
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はじめは貧しいロシア移民の成り上がり物語か?的な感覚でそれなりに楽しみながら見ていましたが、ストーリーは次第にダークに・・・・。兄と共に武器売買に手を染めながらも、人としての良心を捨てなかったがゆえに精神の均衡を失っていく弟ヴィタリー(ジャレッド・レト)の存在も印象的です。
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実話に基づいたストーリー。モデルとして実在の武器商人が存在し、数々のエピソードの多くに実例がある(きっとあきれてしまいます)ようです。 アメリカからの資本がまったく入らなかったということもこの作品のリアリティを際だたせます。

見終わって、正直なところ、思わず脱力。
  ほんとうの意味での世界最大の武器ディーラーとは?
  そしてそれは・・・・・
世の中のしくみって、所詮こんなもんなのね。そりゃそうだけど、むなしぃ~・・・・。という感じが否めません。この作品、商業的に成功するのかなぁ、という素朴な疑問も湧いてきましたが、決して駄作ではありません。
楽しめる作品というのではありませんが、見たなりの価値はあると思います。

アンドリュー・ニコル監督はインタビューでこうコメント。「自分の作品が世の中を変えられるとは思っていないけれど、実際に起こっている事実を伝えることが自分の使命だと思っている」
「ユーリーは我々全員の中にいるということに気が付いたんだ。行為がもたらす結果を考えずに行動してしまうという悪魔的な部分は、誰の中にもあると思う」

-おまけのぼやき-
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by tara-a | 2005-12-07 22:28 | Movies & Books

河合隼雄の万博茶席―しなやかウーマンと21世紀を語る

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心理療法家で文化庁長官でもある河合隼雄氏が、愛・地球博の期間中、特設の茶室「香流亭」で、第一線で活躍する女性たちと多彩なテーマで語り合った。それを中日新聞社が1冊にまとめたもの。
対談者は作家・塩野七生さん、山形の銀山温泉「藤屋」女将・藤ジニーさん、国連改革欧州諸国担当大使・中山恭子さん、JAXA宇宙飛行士・向井千秋さん。

いわば、万博の“公開トーク”を本にまとめたものなので気軽に読めますし、その割りに内容は興味深いものになっています。機会があれば是非手に取ってみてくださいね。(私はお風呂に入りながら読みました♪)

それぞれの対談者が固有の体験と信念をもち、それをもとに自身の人生をイキイキと生きている様子が感じられて、ちょっとした触発を受けました。各自の著作を別途読んでみたくなりますよ。

b0056988_19185819.jpg中でも向井千秋さんの話は印象的。

「宇宙に行って一番おもしろかったのは帰ってきた時」と彼女は言います。地球に戻ってみたら、たった一枚の「名刺」がものすごく重く感じる!物が落ちるのが滅茶苦茶おもしろい!
「地球から離れてみたら、地球の上でわれわれが普通と思ってやっていることが、実はすごくありがたかったり、素晴らしかったり、おもしろかったりするという。そういうことが分かるだけでも、人生うれしくなりますね。」

地球には重力がある。だから物が落ちる。洋服がしっくりと体に馴染む。泣いている赤ちゃんを抱っこすると泣きやむ。「皮膚に何かが触っている、外界と自分がつながっている」と感じるから安心できる。宇宙の無重力空間では重さが無く不安定。重力が無いから上も下も無い。長くいると精神が不安定になる。--と。

さらに、
「重力はサングラスみたいなもの。生まれたときから青いサングラスをかけていると、青い物を通して青い物は見えない。宇宙ではいやがおうでもサングラスをはずして起こってくる現象を見なければならない。」それまでは、青い色の物は見えていなかったことに気づかされるというのです。
「ちょっと発展させてみると『青い鳥がどうして見つからないか』というのは、青い鳥に囲まれている人は、青い鳥が見えないからですね。」
「青いものを見るには、一回そこを離れてみないと。」

何も、新しい話ではない。むしろよく聞く話でもある。でもたとえ話とか、道徳のお話ではなく、無重力の宇宙に実際に行って来た人が、素朴な実感として語っているところに、その事実の重みが感じられます。

b0056988_19325346.jpgでも「一回そこを離れてみないと。」・・・って?
仕事を辞めて、家を出る? 海外へ・・・?
なんてぐるぐる考えを廻らせていたら、向井さん曰く
旅行もその一つ。自分が行ったことの無い土地で景色を見る、知らない人と話してみる、食べたことの無いものを食べてみる。「ここの人たちは私たちと違う」 「私たちと同じことをやっている」と感じる。そして本や映画の世界。本を読むことで、違った生き方を(疑似)体験することができる。「こう考えている人もいる」 「こういう生き方もある」という認知。
サングラスをつけたまま一生終えるのではなく、それをはずす(訓練をする)ことで、そこにある本当の色を見ることができる。そこに歓びや感謝、活力が生まれる、と。

な~んだ。そんなのでいいのか。
でも自分のものの見方、見ようとする姿勢で見えてくるものって変わってくるかも知れないですね。
あることのありがたさ、とかを十分に味わっていないかも。と考えたりします。
・・・・・もう少し、味わってみるか。
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by tara-a | 2005-12-06 19:34 | Movies & Books

ザスーラ(試写会) -Zathura-

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正直言ってあなどっていました。
「“ジュマンジ”の焼き直しでしょぉ~。あんまり期待できないな」と。
が、しかし!
ラブリィ & エキサイティング & ファンタスティック & ハートウォーミングな作品でした! 満足♪
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まずはメインキャストのちっびこ兄弟役がそれぞれマル。
小生意気で大人ぶってる兄貴のウォルター(ジョシュ・ハッチャーソン)と
ややヘチャムクレ顔の幼い弟ダニー(ジョナ・ボボ)の組み合わせがとってもグ~♪
日頃は “Baby~!” と邪険にしていた弟だけど、いざという時は僕が守ってやる!!
だって兄ちゃんだもん!
というのは定石ではありますが、そんなお定まりもまた良き哉、良き哉♪
壮大なアドベンチャー・ファンタジーに幼い2人のおちゃめな兄弟愛がほどよくmixされていて心地よい。兄弟に次々と襲いかかる試練(?)に、キャ~!コワァ~イ!!ヤメテ~!と叫びつつ、ジ~ンとできたりもして、親子連れはモチロン、友達、カレカノ、とどんなカップルでも楽しくエキサイティングできるおすすめの1作です。
終わった後は思わずにっこり笑顔になれますよ。
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ストーリーの骨子は  “ジュマンジ”  と御同様。
偶然見つけた古ぼけたゲーム。一度やり始めたら、ゲームオーバーするまでノンストップ。途中で止めることはできない。でも今回の舞台は宇宙!ゲーム開始と同時に家ごと宇宙空間に飛び出てしまった・・・・!! 何としても地球に戻ろうと必至になる2人。でもまた喧嘩になってしまい・・・。

b0056988_13171398.jpgゲームを進めるたびに起こるアンビリーバブルな出来事と突如あらわれる奇妙な生物(?)たち。そのキャラはナゼか郷愁をそそるデザインなのですが、10年前の“ジュマンジ”に比べるとSFX技術の進化でしょうか、あり得ない設定・生物でありながらとってもリアル
TVで見てたらコワイというより笑っちゃったりするかもしれないけど、映画館の大音響と迫力の大画面だとかなりの緊迫感を味わえます! 自分もゲームに参加しているような気になって手に汗にぎります!(映画館で見てこそです。DVDはおすすめできません・・・)
この年末、楽しい時を過ごしたい、明るい気分で開放されたい、そんな時にはこの1本です!!
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by tara-a | 2005-12-01 12:27 | Movies & Books

- Harry Potter and the Half-Blood Prince -

-THE GOBLET OF FIRE-の先行上映を見た後、あちらこちらとブログを徘徊していたら
原作の最新刊 「the Half-Blood Prince」(シリーズ6)ネタ に出くわしました。
さらにその後、見るつもりはなかったのにTVで「賢者の石」を見てしまい
にわかにハリー熱が再燃。(実はDVDも全部もってる・・・)
-the Half-Blood Prince -の展開が気になってしょうがなくなってきました。
全シリーズ7巻(予定)の第6巻。

1.ハリー・ポッターと賢者の石 
2.ハリー・ポッターと秘密の部屋
3.ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
4.ハリー・ポッターと炎のゴブレット
5.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
6.Harry Potter and the Half-Blood Prince

と、既に5巻までは日本語訳が出ており読み終えましたけれど、
第5巻では○○○○が亡くなり大ショック・・・・(涙)
しばらくの間ボーとしておりました。

-the Half-Blood Prince -の原作(英語版)は今年7月に発売になりましたが
なにしろ5巻を読んだ時には、その話の展開があまりに衝撃的で、
日本語で読んでいても「あれ?あれ??あれ???」「うっそぉ~!!??」と
自分の文章読解能力に疑いを抱いたほどなので、英語の原著を手に取ることに
少しばかり躊躇がありそのままになっておりました。

が、しかし!!!!! 

なんと、見つけてしまいました。ほぼ全ネタバレの第6巻読了感想ブログ。
がぁ~~~~~~~~ん(◎-◎) (◎-◎;) (;◎-◎) w(◎-◎)w
がぁ~~~~~~~~ん(◎-◎) (◎-◎;) (;◎-◎) w(◎-◎)w
がぁ~~~~~~~~ん(◎-◎) (◎-◎;) (;◎-◎) w(◎-◎)w

そ、そ、そうなの???? そう・・・
ちょっと衝撃が大きくて、そのブログを詳しく読む勇気がなかったけれど、・・そうですか。
・・・・読みたい。・・・・・・・・本編を読みたい。・・・・・・・・・・・・・・・読みましょう!
amazonに行って来ます。
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by tara-a | 2005-11-25 12:38 | Movies & Books

ロード・オブ・ドッグタウン -Lords of dogtown-(試写会)

-スケートボードで世界を変えた少年達の物語-
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思いのほかヨカッタ。懐かしい気分にひたってきました。

70年代のアメリカ西海岸で、スケートボード・ブームの火付け役となり、その名を全米中にとどろかせた伝説のスケーター“Z-BOYS”。とりわけステイシー・ペラルタ、ジェイ・アダムズ、トニー・アルヴァの3人は卓越したテクニックで全米にその名をとどろかせた。
彼らは、アメリカ西海岸ヴェニスビーチ周辺、通称ドッグタウン。片田舎のスラムのような街で共に育ち、サーフィンとスケボーに明け暮れていた。やがて“Z-BOYS”のメンバーとして全米各地の大会に出場するようになると瞬く間にスーパースターになっていく。しかしそれは同時に、固い友情に結ばれた彼らの絆にひびが入り、それぞれの道を行くことを意味していた・・・・・

ピュアでトンガッててコワイモノナシの少年達。
それでもちょっともの悲しく、ほろ苦さと共にいつかは終わりがくる青春時代。
そんな気分を思い起こしながら、ストリート系に憧れたことなどないくせに、
なかなか楽しい2時間弱をすごしてきました。
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実話をベースにした物語ということで、脚本は登場人物のうちの1人であるステイシーが担当。技術指導などで他の2人もかかわっているらしい。
スケボーの発祥からヒーローの誕生までを描いているのだけれど、抑圧され鬱屈した現状から抜け出そうと必死にもがく少年たちのストーリーでもあり、それが心を揺さぶる。スピード感あふれるスケボーシーンと共に、もう戻ることのできない過ぎ去りし日々を愛おしんでいるかのような作り手の気持ちが伝わってきて、既に青春時代を終えた世代にも、甘酸っぱいような懐かしい感情をよみがえらせてくれました。

貧しい街でいろんなことを分かち合い育ってきたのにメジャーになるにつれバラバラになってしまった3人。そんな彼らがあるコトをきっかけに再び一緒に滑り始める。
もしかしたら、ここは実際のストーリーにはないのかもしれない。けれど、心温まる美しいシーン。もし事実でなかったとしても、3人(+1人)はこういうひとときを持ちたかったんだろうなぁ・・・そんなふうに思えて心にしみた。
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意外なめっけものでございました。
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by tara-a | 2005-11-24 13:18 | Movies & Books

ハリー・ポッターと炎のゴブレット -HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE-

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原作を先読みすると大抵の場合、原作を超える映像にお目にかかることはありませんが、サスガです。期待を裏切りません。やっぱり、映像技術の進化と俳優人がドンピシャ。先行上映を見に行った甲斐があったというものです♪ かなり成長してしまったとはいえ、 このキャスト、最後まで変えないで欲しいなぁ~・・・(涙)

オープニングはクイディッチの世界大会。この部分、小説の叙述はかなり長くて単調。どうにも辛かったけれど、映画ではテンポよく、かつ迫力ある映像で魅せてくれました。観客席のシーンには思わず息をのみました。ツカミはOK!

その後は、世界各地の魔法学校の生徒代表による魔法使いトーナメント。優勝者には「炎のゴブレット」と永遠の栄誉が与えられるという。出場資格は17歳以上。14歳のハリーには出場資格は無い。なのにナゼか出場応募がされていて、その覚えも無いハリーは生命の危機に及ぶ究極の試練に立ち向かうことになってしまう・・・ 
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今回は、これまでずっと強い信頼で結ばれてきたロンとの仲たがいや、ヴォルデモートの衝撃的な復活など暗いテーマが多く、映画の色彩もとってもダーク。小説を読んだ時には、息苦しいほどに感じられて、一体どうやって映像化するのかと少々不安でもありました。
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でもそこはそれ。3時間になんなんとする長い上映時間を存分に楽しませてくれました。小説に比べれば明るい展開ではありましたし。(ロンとも意外とはやく仲直り♪)でも後半は、緊張で息を止めて見てしまうようなシーンも続いたりして呼吸が苦しくりました。ふぅうううう・・・・
ハリーが悲しみで泣き叫ぶシーンには思わずホロリ
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やはり「死」という決定的なテーマを扱っているだけに、第一作目のような底抜けに明るく愛らしいエンディングというわけにはいきません。
ラドクリフ君は最近のインタビューで、“このシリーズの最後までは自分が演じることはないだろう”とか、“最後はハリーは死んだほうがいいと思う”、などという衝撃発言をしているようです。まさに小説のように、演じる彼らもどんどん大人になって姿も内面も変化=成長していっているのでしょうね。ちょっぴりさびしくもあり、それが現実、ありのままなんだという気もします。
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ある事件の後、ダンブルドアが生徒たちに語りかけます。このせりふが重たく意味が大きい・・
恒例の帰省シーズンを迎え、3人の別れのシーンは未来に向かいゆく希望を感じさせますが、みな随分とおとなのたたずまい。そして笑顔ながらもハリーの表情の奥には深い憂いが感じられました・・・・・
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今回は一人で見に行ったので、エンドロールも最後まで見て、たっぷり余韻に浸ってくることができました。気分としては大勢で行ってパっ~と盛り上がるというカンジではありません。でも一方で、今回のハリーを見て、お子ちゃま達はどんな感想をいだくのかな~と、ちょっと気になっています。
ともかく、次回作、この面子ではやいとこ作って欲しい! 現実も小説も子供たちはどんどん成長していくんだもの。成長して変わっていく彼らが彼らを演じて欲しいな。

おまけ
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by tara-a | 2005-11-20 08:23 | Movies & Books

エリザベスタウン

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「父と子の感動の物語!」と、期待をふくらませて出張ったのでちょっとガッカリ。
予告編やCMでは幼い主人公が父とダンスらしきものを踊っている姿や、車を走らせて涙ながらに遺灰を蒔く姿が印象的で、「泣かせてもらいます!」体勢で臨んだけど微妙~にツボが違かったようで。。。

失意のどん底から立ち上がる青年の物語であることに変わりはないのだけれど、その蘇生のきっかけが、
「父」に限らず、父の故郷の人々、家族、そして偶然新たに出会った一人の女性・・・「新しい出会い」がメインです。そういうツクリももちろんアリですが。
思いこみをハズされた失望感を除けば、すがすがしく爽やかで、希望を感じられる作品でした。

-Story-
b0056988_13463047.jpgシューズメーカーの新鋭デザイナーだったドリュー(オーランド・ブルーム)は、会社をクビになり恋人も失う。8年もの間、全てをかけて打ち込んできたプロジェクトに失敗し、会社に10億ドルもの損失を与えてしまったのだ。彼は自宅で自殺しようとするが、その間際、父の訃報を受け取る。故郷の親戚を訪ねていた父が心臓発作で亡くなったという知らせだった。彼は自殺を先延ばしにして、「遺灰を海に撒いて欲しい」という父の遺言を果たすため、父の故郷エリザベスタウンに向かう……。

 「成功」だけが唯一・至上の価値と定め「成功」だけを求めて生きてきたドリュー。「失敗」をあがなうのは「死」以外に考えられなかった彼が、片田舎のエリザベスタウンで様々な人々に出会い、自分の中で何かが変わっていくのを感じ始める。クレア(キルスティン・ダンスト)との出会いにも心癒されていった・・・

b0056988_13451376.jpgいわゆる不思議ちゃんキャラ、クレアを演じるキルスティン・ダンストは「スパイダーマン」でもヒロインを演じていたけど、美形ではないし、どちらかといえばスターの華もナイと思う。けれど、びみょ~にイイ味だしてます♪

当初は、葬儀が終わったら自殺の続きをするつもりだったドリューは、車でゆっくり自宅を目指す。クレアから手渡された、彼女お手製の地図と、道程に合わせて選曲された手作りのCD、そして壷に入った父の遺灰が旅の道連れ。このロード・トリップが一番の見所。
行く先々のポイントがユーモアたっぷりに書き込まれた彼女のメモと会話するように、時に音楽と共に歌い、叫び、泣き、ダンスしながら旅を続ける。彼の心が開放されていくのと一緒に見ているコチラの心も開放されていくような気持ちになります。そしてラストは・・・・

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オーランドのお母さん役で出演しているスーザン・サランドン -- さすがの存在感でした。

HP** Beads B.で-オータム特集-やってます♪

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by tara-a | 2005-11-17 12:18 | Movies & Books

ブラザーズ・グリム(試写会) -THE BROTHERS GRIMM-

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19世紀のドイツが舞台。兄・ウィル(Matt Damon)と弟・ジェイコブ(Heath Ledger)のグリム兄弟は各地の魔物を退治して名をあげていた。ところがそれはデッチあげの作り芝居。礼金目当てのヤラセだった。しかしある日思いがけない展開から、ある村で起こった連続少女失踪事件の解明に取り組むことになる。それはこれまでとは違ってホントニ命がけの魔物退治だった・・・
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-ダーク・ファンタジー・コメディ-

以前ちょっと流行った「オトナのための童話」を思い浮かべてシリアス&シニカルなつくりをイメージしていましたら、すっかり肩透かしを喰らいました。まったくもってコメディー&ギャグ路線でございます。そりゃ、監督はモンティ・パイソンのテリー・ギリアムなんだから当然ですが事前学習皆無だったので、コーヒーかと思って口にしたら醤油だった・・・みたいなチグハグな後味。(どういう喩えや・・・)
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森の中でのシーンはドキドキはらはら。VFXを駆使したファンタジックな映像は美しく、なかなかの迫力。がしかし、トータル的には、ちょっぴり大味なジェットコースターといったかんじ。軽く笑えて、軽くコワクて(PG-13)、ほんのわずかに兄弟愛がチラ・・何でも詰め込まれたアトラクションを楽しんで大団円、やっほ~。みたいな感じ!?
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実はそもそも、一人で見たのがイケナカッタ。というのも、今回は「ワイン試飲付試写会」協賛:ボルドーワイン委員会(CIVB)、ソムリエによるボルドミニレクチャー付きなんてことで、ナゼか“お一人様ご招待”。なにやら期待度が高まっていたのですが何のことは無い、ソコラでやってる試飲と一緒。プラカップにほんの一口のワイン。(一体何を期待してたの・・・)実の所「肩透かし感」はこっちのほうが大だったかも・・・。思わず帰り道で1本買って帰り、続きを家でやりました。とほほ

まあそんなこんながありまして、結論 は、コメディー&ギャグ路線を劇場で一人で見てどうする!?ということです(涙)笑いを分かちあえる相手を確保して臨みましょう♪

HP** Beads B.で-オータム特集-やってます♪

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by tara-a | 2005-11-01 12:05 | Movies & Books


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